AGA

AGAと診断された僕が実践している頭皮ケア

数年前、鏡を見るたびに気になる生え際の後退と頭頂部の薄さ。意を決してクリニックを受診した結果、AGA(男性型脱毛症)と診断されました。ショックでしたが、医師から治療法について説明を受け、前向きに取り組むことを決意。その際、薬物療法と並行して「頭皮ケア」の重要性も強く指導されました。それ以来、僕が毎日欠かさず実践している頭皮ケアについて、少しお話ししたいと思います。まず変えたのはシャンプーです。以前は特にこだわりなく市販の安価なものを使っていましたが、医師のアドバイスでアミノ酸系の低刺激なスカルプシャンプーに変えました。洗浄力がマイルドで、必要な皮脂まで落としすぎないため、頭皮の乾燥やつっぱり感がなくなりました。洗い方も、以前はゴシゴシと力を入れて洗っていましたが、今は指の腹で優しくマッサージするように洗っています。特にすすぎは念入りに、シャンプー成分が残らないように時間をかけています。シャンプー後は、すぐにドライヤーで乾かすようにしています。自然乾燥は雑菌が繁殖しやすいと聞いたので、面倒でも必ずドライヤーを使うようになりました。この時も、熱風を近づけすぎず、頭皮を中心に優しく乾かすことを心がけています。そして、ドライヤーの後には、頭皮用の保湿ローションをつけています。特に冬場や、ミノキシジル外用薬を使っていると乾燥しやすくなるので、保湿は欠かせません。ベタつかないタイプのローションを選んでいるので、使い心地も悪くありません。さらに、時間がある時には、頭皮マッサージも取り入れています。指の腹で頭全体を揉みほぐしたり、軽くタッピングしたり。血行が良くなるような気がして、気分転換にもなります。もちろん、これらの頭皮ケアだけでAGAが治るわけではありません。処方された薬を毎日きちんと服用・塗布することが治療の基本です。しかし、この地道な頭皮ケアを続けることで、頭皮の状態が以前よりも格段に良くなったと感じています。フケやかゆみもほとんどなくなり、治療薬の効果もより実感しやすくなったような気がします。AGAと診断されて落ち込んでいる方もいるかもしれませんが、日々のケアを大切にすることで、きっと前向きになれるはずです。