ここでは、50代メンズがやってはいけない白髪ケアのNGポイントについて解説します。まず、最も避けたいのが「白髪の完全放置」です。白髪そのものが悪いわけではありませんが、手入れをせずに放置していると、いくつかの問題が生じます。白髪は黒髪よりも水分量が少なく、乾燥しやすいため、パサついて広がりやすくなります。また、光を反射しにくいため、ツヤがなく見えがちです。さらに、紫外線などの影響で黄ばんでくることもあります。このような手入れされていない白髪は、清潔感を損ない、一気に老けた印象を与えてしまいます。次に、白髪染めをする場合のNGポイントです。一つ目は、「真っ黒に染めすぎること」です。地毛の色に合わせて自然な黒色にするのは良いのですが、不自然なほど真っ黒に染めてしまうと、かえって重たい印象になったり、肌の色とのコントラストが強すぎて不自然に見えたりすることがあります。また、根元の白髪が伸びてきた時に、色の差がくっきりと目立ってしまうというデメリットもあります。二つ目は、「頻繁すぎるカラーリング」です。白髪が気になるからといって、短い間隔で繰り返しカラーリングを行うと、髪や頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。髪が傷んでパサついたり、頭皮が荒れてしまったりしては、元も子もありません。三つ目は、「セルフカラーでのムラ染め」です。自分で染めると、どうしても染めムラができやすくなります。特に後頭部などは自分では見えにくいため、不自然な仕上がりになりがちです。では、どうすれば良いのでしょうか。白髪を活かす場合は、白髪用のシャンプーやトリートメントを使って、黄ばみを抑え、ツヤとまとまりを与えるケアを心がけましょう。清潔感のあるきれいなシルバーヘアを目指すのがポイントです。白髪染めをする場合は、美容師に相談し、自分の肌色や雰囲気に合った、自然な色味を選んでもらうのがおすすめです。真っ黒ではなく、少し明るめのグレーやアッシュ系のブラウンなども選択肢になります。また、白髪を完全に隠すのではなく、ハイライトとして活かすような染め方もあります。そして、カラーリングの頻度も、髪や頭皮への負担を考慮し、美容師と相談しながら適切な間隔で行うようにしましょう。
— AGA —
白髪放置は老け見えの元?50代メンズ白髪ケアのNG
2020年3月21日