抜毛症というのを、ご存知でしょうか。
簡単に言えば、自分で自分の髪を抜く癖のことです。
位置的に、抜きやすい前髪が対象になりやすいそうです。
確かに私も、最初の頃は前髪ばかり抜いていた気がしますが、頻度が増すにつれて「前髪がなくなってしまう」といった危機感から、頭頂部よりやや後方にシフトしました。
なんとなく、「後頭部なら大丈夫」などと思っていました。
恐らくですが、鏡で視界に入る前髪より、見えない後頭部に安心感を覚えたのでしょう。
抜毛症自体は髪の問題ではありませんが、先んじて髪にも異常はでていました。
枝毛です。抜いた髪が、結構な割合で枝毛でした。気紛れに抜いた髪が枝毛で、何故かそれが面白くまた髪を抜く、更に枝毛が見つかる。また髪を抜く…こんなサイクルが出来上がっていました。
原因は今一不明ですが、当時仕事が多忙で、かなりのストレスが溜まっていて、それが要因の一つかと感じています。医者にはかからなかったので、あくまで推測です。
しばらくして髪を切りに行くと、担当の方から「円形脱毛があるよ」と衝撃的なお言葉。
第三者から指摘されることにより、いきなり「マズイ」と自覚して、抜毛症は改善方向に向かいました。
もっとも、ストレス解消を食事に求め、過食症~拒食症になってしまいましたが(現在は治ってます)…。
皆さん。体に異常がでたら、抜け毛治療の専門家にかかることをお勧めします。
「髪の毛くらい…」と考えるのは禁物です。