男女問わず、抜け毛が増えてくると「禿げてしまうのではないか?」と心配になる人は多いでしょう。
そんな時には、髪に良いとされる食材の摂取がおすすめです。
食材なら育毛剤や育毛サプリメントなどと違い、副作用を感じることなく薄毛対策ができます。
健やかな髪を育てるために必要なのは、「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」の三つが基本となります。
タンパク質は、髪の毛の原料でもあり、不足すると髪の毛が細くなってしまいます。
細くなった髪の毛は抜けやすくなるので危険です。
太くてコシのある髪の毛になるためにも、タンパク質の摂取は不可欠となります。
ミネラルの中には、薄毛の原因となる酵素を抑制する亜鉛と新陳代謝の働きにかかわる甲状腺ホルモンを作用するヨウ素があります。
この二つの栄養素は、髪の毛のサイクルに大きく関わっています。
三つめのビタミンは、ほかの栄養素をつなぐ働きをしてくれます。
皮膚の代謝や細胞分裂のサイクルを正常に保ってくれるので、摂取すると健康な髪の毛になれるのです。
具体的な食材を例に挙げると、タンパク質を多く含む食材は牛肉、ラム肉、卵で、ミネラルを多く含む食材は、牡蠣、イワシ、昆布です。
ビタミンを含む食材は、カボチャやアーモンド、レバーとなっています。
これらの食材を意識しながら、毎日の食卓に取り入れていくとよいでしょう。